天の川工房へようこそ 
2019年9月より工房を千葉に移転し、 蓮根畑の広がる静かな環境で、新たな活動を開始しました。 <染色> 茜や野ばら、マリーゴールド等々、植物を水から煮出して染液を取り、 何度も染め重ねていきます。 弱火でじっくり時間をかけてやるためにかまどを使用。 薪は熾火(おきび)ができるので、染めにはとても便利です。 <織り> 染めあがった糸に糊付けし(切れにくく、滑りをよくするため) 整経して(たて糸の長さと本数を取る作業)機にかけます。 巻き取り→綜絖通し→筬通し と細かい作業が続きます。 あとはひたすら織る‥。 ちなみに、服や小物に使っている縞柄の生地は たて糸を単色にしてよこ糸を約10センチごとに色と幅を変えることで いろんな縞に織っています。 こうすればバリエーションができて楽しいです。 「パッと見派手な柄ではないけれど、よくよく見ると手の込んだ・・・、」 そんな柄は長く使っていても飽きないと思います。 
<縫製> 職業用のミシンが手に入って、縫い物が楽しくなりました。 服作りは順番が大事。(結構頭を使いますね。) ステッチを効かせたいとき、きれいに仕上げたい時は手縫いで。 手織りの生地にはやっぱり手縫いが一番馴染みます。 化繊のミシン糸でかぶれる方がいらっしゃると聞き、 ミシン糸は(ロックミシンも)綿100%の糸を使うようにしています。 <その他> 雑貨・ひょうたんグッズ等、私が個人的に好きなもの、 使っていてお勧めしたいものを販売しています。 「大事にしたいもの」のひとつに加えていただけるような、 丁寧な仕事をしていきたいです。 天の川工房 宮崎朝子 
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